奈良県斑鳩町の法隆寺・金堂(国宝)内にある日本最古の四天王立像(同、7世紀中ごろ)のうち、広目天像を奈良国立博物館(奈良市)が赤外線撮影したところ、眉やひげなどの墨線がくっきりと浮かび上がった。彩色の風化や剥落(はくらく)で無表情のように見えていたが、きりりとした武人の顔をしていた。表情の特徴などから当時の中国の武人を模した可能性もある。
広目天像は高さ約1.33メートル。細い眉は険しくつりあがり、目を大きく見開く。口元とあごには、ねじれの利いたひげがあった。ひげをたくわえた姿は中国・秦始皇帝陵の兵馬俑(へいばよう)などに見られる武官像によく似ている。
四天王は仏教世界の東西南北を守る護法の神で、広目天は西方守護。光背の銘文から、渡来系氏族・東漢(やまとのあや)氏である「山口大口費(やまぐちのおおぐちのあたい)」らが造ったとみられる。
広目天像と多聞天像は、14日に同館で開幕する「国宝 法隆寺金堂展」で公開される(7月1日からは4体すべてを展示する)。
asahi.com
赤外線って目に見えないものを写すんだね。
- 2008/06/16(月) 22:01:05|
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